江戸東京野菜 文字サイズを標準にする 文字サイズを大きくする 江戸東京野菜

黄金(こがね)の水(六地蔵の井戸) 大作戦

黄金の水ってどんな水?

「六地蔵」の由来

 小金井市の地名は「黄金に値する豊かな水が湧く」ということに由来するといわれています。そこで、この「名水・湧水」という地域資源を活用した商店街づくりができないかと、名水で活性化に取り組む他県の商店街なども視察し、「六地蔵」の敷地内に深井戸を堀り、この地下水を商店街の活性化に活用しようということになったのが発端でした。
 具体的には、JR中央線「武蔵小金井駅」南口の小金井街道沿いの約250メートルのアーケード付きの小金井市中央商店街協同組合(その前身は戦前の「六地蔵会」です)がお守りしてきた「六地蔵」の敷地内で、2004年暮れに深さ100メートルの井戸を掘削したことに始まります。

黄金の水ポスター
「六地蔵のめぐみ 黄金の水」のペナント

 この「六地蔵」は、小金井街道と連雀通りが交差する前原坂上交差点そばにありますが、ここはかつて、東西に伸びる江戸道と南北の志木街道などが交わり六つの辻でした。この六つ辻を「六道の辻」とみなし、六地蔵がまつられたといいます。
 六道とは、仏教でいう六つの迷界(地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天界)のことで、人間はこの迷界を生まれ変わってめぐりめぐる(輪廻転生)とされています。人がこの六道のどこにいても救いの手をさしのべられるように、地蔵菩薩の六つの分身としてあらわされたのが「六地蔵」です。「六道の辻」で人が迷わないようにと、「六地蔵」がまつられたわけです。
 この「六地蔵」は、高さ1.4メートルの「笠付六面地蔵尊」の立像で、この六角錘の1面ずつに六道それぞれの過程が地蔵の形をして彫られています。宝永4年(1707年)に、地元の念仏講中がこの六つ辻を通る人びとの安全などを祈願して建立奉納したものです。

六地蔵
300年前に奉納された笠付きの六面地蔵尊

前のページに戻る